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境界線
とある、韓国系の歌手が、温泉でファンミを行うらしい。
別に私はこの人たちのファンではないので、その人たちが誰なのか、詳細を載せる気は毛頭ない。でも、このイベントを知ったときに、この歌手うんぬんということよりも、韓国ものもついに来るところまで、来てしまったな・・・、というのが正直な感想だった。
別に、温泉でやろうが、どこで何を開こうが知ったこっちゃないけど、自分が好きな歌手だったり、俳優が、温泉の座敷でイベントを開いたら、どうだろうか・・・。
まぁ、そこに"あえての"企画が盛り込まれていて、温泉でやることの"オチ"や"意外性としてのおもしろさ"や"その場所でなくては味わえないじっくりと語れる(これは通常のファンミと全く違う量と質が味わえるという意味)のであれば、それは"温泉"でやる意味も付加価値ももしかしたらあるかもしれない(とか書いていますが、あまり意味も付加価値も見出せないと思う^^;)。




しかし、イベントの内容を観たが、これって・・・、なんというか、簡単にいえば"スケベおやぢ趣味"なだけ。中年のおっさんが、社員旅行という名目で、温泉旅行を計画し、夜は座敷に芸者を呼んで、おふざけするのと大差ない気がする。というか、企画会社の意図の奥底には、"スケベおやぢ趣味"が絶対に流れていると思う。
「おやぢ趣味だろうが、行きたいものは行きたい、何が悪いの!」とお怒りの方もいるだろ。
別に、行きたい人に行くなというつもりは毛頭ない。
でも、そんな言い訳も、「おれたちゃ、毎日毎日会社でまじめに働いてんだ! たまに温泉で芸者遊びして何が悪い!姉ちゃんつれてゴルフして、カラオケして何が悪い!」とおやぢが愚痴る感じと似ていると、私は思えてならない。

でも、本国ではバラエティに出ているにせよ、歌唱力がある歌手というランクに入る人に、お座敷で歌って、芸者仕事をしている姿を観たいとは私は思わない。お座敷に、フルバンドが入るならまだしも、お座敷はきっとカラオケ。あくまでも余興のカラオケならまだしも、売れない芸人の地方営業でもあるまいし・・・、とファンではないが、かなりさみしい思いがする。きっと私がファンだったら、相当気がめいるはずだ(実際に滅入っている方も多いようなので、その方々にはこんなトピは申し訳ないと思うのですが)。

私はファンミってものが生理的にとても嫌いだが、ファンミが日本で韓国ブームメントを定着させ、女性の心をうまくつかんだことは否めない事実だ。
でも、"境界線"はあると思う。
温泉ファンミは明らかに、境界線越えな気がする。
歌手本人に責任があるかを問うつもりはない。イベント企画会社の思惑が大きいことは間違いない。でも、"境界線越え"をしてしまうのは、それに答えるユーザーが確実にいるからだ。

それにしても、みんなで温泉でファンミ。あまりにシュール。
ドリフでもあるまいし・・・。
(あ、ドリフはファンですが。しかも、ドリフも温泉ファンミはやってないし、やらないな・笑)。
あぁ、ビバノンノン。
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by tongkun | 2008-04-08 00:30 | なえごと
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