"お触り"気分とは・・・
韓国モノを好きになってから、ずっとわかんないことがある。
それが"お触りしたい"という欲求。
別にタンパクキャラでもないし、イカツイけど極々ノーマルな女子だが、
好きになった俳優ないしは、歌手を触りたいと思ったことがない・・・。
なんて話をしているのは、今週末、某blogerさんの友人に誘われ
とある韓国系のシンガーのライブへ行ったからだ。



友人は彼のファン。なかなかシブい歌を歌う人で私も結構注目していた。というか、彼の韓国での歌のスタンスはなかなか硬派で、こういう歌手が増えることは大事っすよね、と思っていた。韓国では、いまだに"カラオケ"で歌手を歌わせる文化が根づいているんだけど、この歌手は自分のバンドを持って生音にこだわっているってところが気に入っていた。
が、ライブに行ってみたら、思いっきりカラオケ。
ファンの友人は「ファンだからこそ、カラオケでは歌わせたくないのぉ~T0T」としょっぱなから愚痴。まぁ、その気持ちはわかるなぁ・・・。D'angeloがもしもカラオケで歌ったら、歌わされたら、文句言って帰るファンも多いと思う(笑)。まぁ、カラオケで歌うということがレアでおもしろがる輩もいるかもしれないが、それはあくまでも、おふざけなわけで^^;
その歌手がカラオケでも平気で歌ってしまう人なら、カラオケライブでもありだと思うが、本国でカラオケはイヤだと主張し、がんばっているのに、そこんとこなしにして、"とりあえず"の状態でも呼んでしまう、っていうのは、本人の気持ちとしてはどうなんだろうか・・・、と。
きっとファンの人たちは、"そんな状態でも歌ってくれたことに感謝"ということになるのだろうが、そうかな~、そうなんかね~と終わった後に友人としばし討議(笑)。
彼の隠れコアファンの友人は、"いやいや、逆にこんな風に歌わせてしまったことが、日本の韓国音楽への評価の低さを露呈しているようでね。本人も微妙にそれを悟った気がするほー"と。これには私も深く同意。彼が悟ったかどうかはわからないが、日本での韓国の音楽に対する評価っていうか、仕掛けっていうか、見せ方っていうか、適当すぎねか!? と思っている。それには、韓国サイドの問題もあるが、日本サイドっていうか、ファンのスタンスも大きいと思うんだよね。これは過去のライブもろもろに言えることだと思うけど・・・。
もちろん、向こうの"カラオケでも平気"っていう音楽レベルも問題だ。韓国にはウマイ歌手がたくさんいるが、それでもなかなか世界へ羽ばたけないのは、この"カラオケ"の壁をまずは打破しないと話にならない。YDGにしてもさ、せっかくラップするなら、そろそろカラオケやめてさ、せめてエピハイくらいのDJワークは展開すべきだろう、と思う。もしも、Gangstarrが、カラオケでやったら、私はファンやめるよ(笑)。

でも、週末に思ったのが、この私らが感じた問題点って、会場に来ている人にとってはどーでもいいことなんだな~ってこと。
観ていて思ったのは、音楽よりも好きなのは"彼という人"なんだなと。まぁ、音も込みなんだろうけど、音よりも人柄、音よりも外見、って気分が会場中にみなぎっていた。確かにコアなファンになれば、その人の人格や今までの行いやら、いろんなものを愛してしまうのは、私もわかる。でも、正直な話、よくはわからない。なんとなく程度に、わかる(笑)。
というのも、私がタンパクなんすかね? 私はGangstarrのコアファンだし、YDGだってかなり好きだ。でも、別に彼らの人格を愛しているっていうよりも、曲がいい、ってだけなんだよね。悪いことすりゃー、ダメだな~と思うし、かわいいことすりゃーかわいいとは思うけど、その程度。例えば、目の前にYDGがいても、ハグだのお触りだのしたいとも思わない。これは、YDGがハグに値しない男だとか、萌えないとかじゃぁない。私にとってはYDGはカッコいい男ですからっ! でもさ、別にハグなんて握手なんでどうでもええじゃん。それよか、ライムしてよ、って感じ。演技してよって感じ。さらに、Gangstarrとかだったらさ、目の前にいてもオーラがきつすぎて、恐れ多くてハグとか言えんだろう、たぶん(笑)。まぁ、考えたこともないんでわかりません。っていうか、まず、今まで私が好きになってきた人たちは、そういう(ハグとか握手とか)ことをしないで自己アピールする人間だったので、どうも韓国系の"お触りクラブ状態"に違和感があるのだ。
私の心が狭いのかもしれないが、もうこの"お触り"で盛り上がる感じがかなり食傷気味っていうかゲンナリ。なんか観てると、旅芸人の女形の兄ちゃんに、御捻り渡している感じとでもいうのかな。私は梅沢富男を観に来たんね・・・、って気分になっちゃうんだよね・・・。その覚悟があればいいけどさ、そうじゃないものを観に来てもいつもそんな気分。そろそろ私もこの"想定外"が"想定内"だってことに慣れなきゃ行けないんだな~と。
でもさ、普通は音楽ライブでお触りはないんで・・・、特殊な世界だって認識をもっと持ったほうがいいと思おうんだす。もっと一般の人に、韓国の音楽を広めたいと思うなら、この"お触り"システムをやめないと、素の音楽ファンはひいていくと思われる。週末のライブでも、近くにいた男性ファンが、「彼にこんなことさせるとは」と嘆いておられた。きっと彼はもう日本でライブがあっても来ないだろう・・・。
そんなの私たちの勝手でしょ、と思う人も多いと思う。そうです、その通り。今のままでいいならいいけど、彼らが本当に表現したい方法と日本で展開されていることにはどうも誤差があるらしい、ってことにもそろそろ気づくべきなんじゃないかな~と。
個人的な感想では、韓国ブームが下火になってあらゆる悪徳業者やよくわからないファンとかが飽きたときに、日本での韓国の音楽シーンに新たなる展開が生まれるのかもね。その日を楽しみに待つことにしようかな@かなり毒^^;
[PR]
by tongkun | 2007-10-22 00:39 | なえごと
<< 新譜タイトル曲評 オレンマネヨ@YDG >>